インターネットの時代になぜ今更FAXモデムなのか?
無駄なFAX受信が多すぎるからです。
ダイレクトメールではなくダイレクトFAXとでも言うのでしょうか。
レストランの宣伝や工具、事務用品のチラシ、金融系のチラシ等々多いときには1日に20件以上FAX受信しています。
古い複合機を使っているので受信したFAXを選んでからプリントアウトする機能はありません。受信=プリントアウト=コピーカウントに加算という不経済な状況です。
業務上の不便はないので仕方ないとずっと諦めていましたが、ふとPCで受信すればいいんじゃないの?と思い試してみました。
FAXモデムはmade in chinaで2000円
まずは、アマゾンでFAXモデムを購入。
USBに差して使用するタイプです。
大丈夫なのか?と思わせる怪しさ満載なパッケージですねぇ、、w
モデムが届いたらPCのUSBソケットに刺しましょう。
私の使用しているPCはwindows7です。箱から出してUSBに刺すと自動でドライバがインストールされました。
電話線をつなげる
FAXにつながっている電話線を分岐アダプタを使って、FAX機(複合機)とFAXモデムに電話線(モジュラーケーブル)を分配して繋げます。
物理的な作業は以上です。
windows7でFAXを設定する
スタートメニューから「FAXとスキャナ」を起動して設定をします。
FAXの設定 ソニー こちらを参考にしました。
受信テストをしてみる
テストをする前にFAX機とPCの受信までの時間をそれぞれ設定します。
FAX機より前に受信したいので、FAX機の受信タイミングを着信から10秒後、PCでの受信タイミングを『呼び出し1回』に設定。
FAX機の設定については、お使いの機種のマニュアルを参考にして下さい。
それでは受信のテストをしてみましょう。
受信テストはEPSONのファクステスト用専用番号を利用しました。
いつも使っているFAX機から下記の番号に送信してみましょう。
FAX機よりも先に受信ができれば成功です。
下がFAX受信できたPC画面のキャプチャです。
PC受信に設定した後の注意点
当たり前ですが、受信してもプリントされないので、受信トレイ(FAX)をこまめにチェックしましょう。不要なFAXはサクサク削除し、必要なFAXをプリントアウトしましょう。
PCが起動していないと受信できないので、PCを常に起動させておく必要があります。PCが起動していなければ今までどおりFAX機で受信されるので、電気代かコピーのカウント代、どちらをとるかはあなた次第です。